神龍誠(しんりゅうまこと)は本名?高校は?戦績が圧倒的!所英男にも勝利した逸材はUFC平良達郎を目指す

神龍誠(しんりゅうまこと)は2000年7月5日生まれ、宮城県出身の総合格闘家です。

小学校3年生からレスリングを学び、プロレスラーや格闘家に憧れを抱きます。

プロデビューはなんと15歳。

18歳で格闘技団体DEEPの史上最年少チャンピオンに。

現在はトップ選手が集うRIZINも含めて8連勝中と、期待の若手MMAファイターです。

そんな神龍誠選手について、本名や高校など、気になるトピックについて調べてみました。

神龍誠(しんりゅうまこと)は本名?身長・体重など基本情報まとめ

漫画のような名前は本名か?

神龍誠(しんりゅうまこと)選手でまず一番気になるのはその名前ですよね。

初めて聞いた時は、こんな苗字があるんだと驚きましたが、調べてみると本名ではありませんでした。

本名は、

高橋誠

でした。

意外にも一般的な名前ですね。

プロレスラーにも憧れているという神龍誠選手。

目立つために独特なリングネームを考えたのでしょうか。

語呂がよくパンチも効いていてナイスネーミングだなと思います。

もしかすると格闘漫画ドラゴンボールに出てくる神龍(シェンロン)からとったのかもしれませんね。

 

神龍誠の身長・体重など基本情報

・名前:神龍誠(しんりゅうまこと)
・出身地:宮城県仙台市・生年月日:2000年7月5日
・身長:165cm
・リーチ:165.5cm (65inc)
・体重:57.0kg
・階級:フライ級(RIZIN)
・戦績:14勝1敗 ※2022年9月時点
・所属:神龍ワールドジム

神龍誠の高校は?15歳プロデビュー、21歳ジム設立・・・震災にもめげず地元愛あふれる男の成長ストーリー

神龍誠選手は高校へは行かず、中卒でプロ格闘家を目指すことを決意します。

父親も中卒のため、特に反対はありませんでした。

そして15歳でパンクラスでプロデビュー、6年後には21歳の若さで地元仙台にジムを開設します。

常識外れの道を進む神龍誠選手。

これまでの道のりにどのようなストーリーがあったのでしょうか。

 

小さいころは体が弱かった

神龍誠選手はこどもの頃は体が弱く病気がちで、救急車で運ばれることもありました。

そんな神龍誠選手の体を丈夫にするため、父親が格闘技を勧めます。

父親はPRIDEやK1世代で格闘技が大好きでした。

神龍誠選手はレスリングをはじめ、徐々に体が強くなっていきます。

そして将来の夢はプロレスラーになりたいと思うほどめり込んでいきます。

天才と呼ばれるアスリートによくある話ですが、やはり父親の影響はとても大きいですね。

特に格闘技はその傾向が顕著な気がします。

 

東日本大震災で地元を離れる

2011年、神龍誠選手が10歳の頃に東日本大震災に遭います。

家は半壊、レスリングチームも休止、父親の会社も廃業、と過酷な現実が押し寄せます。

神龍誠少年は夢も希望も諦めかけるほど、落ち込みました。

想像がつかないほどのショックがあったと思います・・・

そこからどのように這い上がってきたのでしょうか。

 

つらい状況でもポジティブだった父親のことば

親の仕事が継続できなったため、一家で関東へでることになりました。

つらい状況でもポジティブだった父親のことばに勇気づけられたと言います。

関東に行って夢を実現させよう

かっこいいお父さんですね・・・

一家を支える精神力と行動力が神龍誠選手にも大きな影響を与えたことだと思います。

 

夢はUFC、プロレスラー、そして宮城からチャンピオンを輩出すること

震災後、茨城、千葉、と転居する中で、格闘技ジムも複数通うようになった神龍誠選手。

中学時代にはレスリングで全日本準優勝するまでになります。

そして高校には行かず、格闘技に人生を賭けることを決断。

15歳の若さでプロデビューしました。

18歳にはDEEPで最年少チャンピオンになります。

どん底から這い上がる精神力と有言実行するパワー・・・

同じく中卒で事業を築いた父親の背中を見て、家族で支えあってここまできたのでしょうね。

本当にすごいと思います。

将来はUFCに行って、その後はプロレスラーになりたい

と公言する神龍誠選手。

さらに関東に来てからの経験は、地元宮城でもジムを持ちたいとの思いにもつながります。

クラウドファンディングでジム開業資金を集める

2021年、クラウドファンディングで資金の一部を募り、21歳で「神龍ワールドジム」を開設しました。

テレビで見ていた有名な選手が直々に指導する

一つのジムでレスリングもキックボクシングも柔術も習える

そんなジムを理想にしています。

震災で傷ついた故郷になんとか貢献したいという気持ちが伝わりますよね。

どんどん勝ち続けて地元のジムでこども達に夢と希望を与えてほしいと思います。

 

神龍誠の戦績がすごい。レジェンド所英男戦でかけられた言葉で生まれ変わる

神龍誠選手の戦績がこちら。

16戦14勝1敗(2022年9月現在)

国内では圧倒的ですね。

唯一の敗戦は2018年のDEEP初タイトルマッチ和田竜光戦での判定負けでした。

20歳で受けたインタビューでは敗戦当時17歳だった自分を振り返りこう話しました。

「あのときはフィジカルが足りていなかった。

体がまだまだできていなかった

いまのボクから見てもまだこども。

さすがに大人とのフィジカル差を感じた

いまはフライ級でフィジカル差は感じない」

初黒星の翌年2019年には見事史上最年少18歳でDEEPフライ級チャンピオンとなります。

そして直近に行われたRIZINでもレジェンド所英男選手に勝利し現在8連勝中です。

ただこの試合では敗者である所英男選手が賞賛される結果となりました。

 

所英男にかけられた言葉とは?

試合前会見やインタビューで、神龍誠選手は大ベテランの所選手をこれでもかというほど煽ってヒール役に徹します。

「フライ級日本最強の神龍誠です。

引退試合でおれみたいな天才と戦えて良かったなって思います

残酷にボコボコにします

(所英男選手は)

元戦うフリーター、今はおっさん、そんな感じ

寝技も下からクルクル回るだけで、僕からしたら大したことない

今回のテーマはオヤジ狩り

神龍誠選手は勝利を納めますが、試合前のビッグマウスとは裏腹に判定までもつれる展開となりました。

結果的に44歳で泥臭く戦い抜いた所英男選手に賞賛が集まる試合となりました。

試合後リング上で神龍誠選手にかけた言葉が大きな話題となります。

「君はすごい強い。

(これから)

上に行く選手だから、

ヒール的な発言、

“親父狩り” とかも

本当にそういう目に遭って辛い思いした人がいるわけだから

そんなに簡単に言っちゃダメだよ」

 

神龍誠「ヒールは卒業」

所英男選手のことばを受けた神龍選手は試合後会見で反省の表情を見せました。

「僕、ヒール卒業します。

真面目に生きようと思う。

今回の所さんとの試合で本当に学びました。

所さんみたいに応援されるには、ヒールとかダメでしたね。

僕センスないし」

これだけのキャリアと人気を保つ所英男選手のアドバイスはとても貴重なものになったでしょうね。

戦いを通して出会う相手から学び成長していけるかどうかも、本人がもつ資質なような気がします。

次の試合ではまた新たな神龍誠選手が見られると思うので楽しみです。

 

神龍誠はUFCへ行けるのか?平良達郎と夢の日本人対決が見たい

神龍誠選手の階級であるフライ級には、すでにアメリカUFCに参戦し1勝をあげている平良達郎選手がいます。

平良達郎選手は日本国内で10戦10勝無敗、修斗の最年少チャンピオンという圧倒的な実績を残してUFCとの電撃契約を勝ち取りました。

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年齢も神龍誠選手と一つしか違わず、ファンとしてはぜひとも見たい一戦ですね。

神龍誠選手も平良達郎選手のことはかなり意識した発言をしています。

「平良選手に勝ち続けてもらって、

僕も勝ち続けて、

武尊・天心みたいな熱量は難しいかもしれないですけど、

それに近いようなことはしたい」

どちらもオールラウンダータイプの選手で、ハイレベルな技術の攻防が期待できると思います。

いつか世界最高峰UFCの舞台で日本人対決が見られるでしょうか。

実現して日本の格闘技ファンを沸かしてほしいですね。

楽しみに期待したいと思います。

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